戊辰戦争140年

2008年12月08日

今年は戊辰戦争から140年ですね。

郡山在住、仙台出身の作家、星亮一さんの

「偽りの明治維新」会津戊辰戦争の真実

を今年はじめに買っておいたのですが

やっと読む機会ができました。

徳川慶喜がこんなにも情けない人物だったたとは、

残念でなりません。

そのために、会津が、日本がああいう結果に

なってしまったと言えると思います。

国の長となる立場の人の性格が、国を変えてしまいますね。

もちろん、これは現在も、でしょうね。



  


山本一力

2008年12月03日

山本一力をはじめて読みました。

「あかね空」です。

江戸に店を持つために、京から単身やってきた

豆腐職人永吉と3人の子供の二代にわたる人生を描いた

直木賞受賞の時代小説です。

当時の江戸の情緒、風情を味わえます。

永吉を陰ながら支えた同業者老夫婦の

「功徳」(くどく)が心に沁みました。

「功徳」は現在では全く聞くことがなくなった言葉です。

辞書に書いてある意味は

現世・来世に幸福をもたらすもとになる善行。善根。